風をあつめて

映画「おと な り

日常の癒される音。
フラワーデザイナーを目指す麻生久美子とカメラマンの岡田准一。
二人はとなりに住んでいるんですが、お互いの顔も知らず、聞こえてくる「音」にお互い惹かれて生活しています。
ゆっくりなペースで物語はすすんでいくんですが、まったく飽きる事なく最後まで心地良くみれて、ここ最近の映画にはあまりない暖かい気持ちのよい終わり方。
監督は蒼井優初主演映画「ニライカナイからの手紙」の熊沢尚人と知って、納得。
「ニライカナイからの手紙」大好きです。

麻生久美子が鼻歌でうたうのは、日本の名曲「風をあつめて」。
この曲が映画の中でかなり効果的に使われています。
音楽を聴くと、その曲を聴いていた頃の思い出とかがたくさんよみがえってくるからこそ、この映画が、より心地よく感動できたのかも。